6/23に音楽療法ボランティアへ行って参りました。
認知症の方を対象とした音楽ボランティア、第2段は春の音楽会、回想し、笑い、歌う会です。
毎回、音楽の挨拶と題してはじめにピアノを弾きます。
今回は元気なワルツ、フランスの作曲家コッペリーナさんの1曲を奏でました。男性の91歳の入居者さんはリズムを取り始めます。
中国の女性95歳の方は、顎に手をあてはじめました。
少し興味を持ち始めている様子です。
音楽は民謡から歌謡曲、童謡まで25曲歌いますが、皆さん私が曲の歴史、背景を話すと、もう早く歌いたくてうずうずされておられます。
歌詞カードをペラペラ巡り、「次はどの曲なの!ねー、困ったわ、分からない」順番にプログラムを進めていますが、焦っています。なかなかやる気が湧いて熱いものを感じます。
認知症の軽い方、重い方、さまざまですが、時々手を挙げて、ぱん、足を交差して、ぱんと伝えると、それぞれにしっかり目を凝らして動作してくださいます。
1時間半みっちり、音楽に浸かっていただき、皆さん美味しそうにお茶をたいらげて、会は幕をとじました。
私の趣味であり、学びの場、研究の場であるこちらの音楽療法は、毎月続けます。
次回は、扇子を皆さんの手と思考で作ったり、三味線、ピアノで歌います。